- ★デフバレーボール日本女子代表激励
- 日時: 平成28年1月16(土)17日(日)
- 場所: 八王子実践高等学校(東京都八王子市)
- 対象: デフバレーボール日本女子代表チーム強化合宿
- 訪問者: 木村憲治JVA会長(VOJ理事)、井原実JVA常任理事、岩原(現姓和田)豊子VOJ理事
八王子実践高はデフチーム・狩野美雪監督の母校。今回は、貫井監督を中心に、春高バレー準優勝の選手たちも練習に加わり、多くの刺激を受けました。
スパイク、ブロック、そしてレシーバー共に、春高バレーの選手たちが個別に分かりやすい指導してくれました。八王子実践高・貫井監督が「ボールとケンカするな!」、「もっとリラックスしろ!」、「ボールから目を離すな!」と何度も繰り返す中で、デフの選手たちは急激に伸びたように感じました。
練習試合を何戦が行い、練習の成果を大きく感じたのは、選手だけではなく、それを支える私たちスタッフも大きく実感させられました。狩野監督も、2017年デフリンピック(トルコ)へ向け、よい練習試合となったことを感じていました。貫井監督は「急に成果は伸びるものではない。少しずつの積み重ねで成果を伸ばしていきましょう!」と力強いエールをもらいました。
また日本バレーボールオリンピアンの会の皆様からは、練習視察後に激励のお言葉をいただきました。今後とも、皆さまのご声援をよろしくよろしくお願いいたします。(日本デフバレーボール協会・大川裕二理事長)
<デフバレーボール>
聴覚障害者によるバレーボール競技。チームメートの声、審判の笛の音、ボールをはじく音などが聞こえない状態でプレーする。
インドアは6人制、ビーチは2人制で、コートの大きさ、用具などは健常者の競技ルールと大きな変更はない。
<デフリンピック>
パラリンピックは障碍者のオリンピックと言われますが、聴覚障碍者は出場できません。代わりにデフリンピック(デフの世界スポーツ大会)を聴覚障碍者自身で運営して、4年ごとに開催しています。日本女子は2013年ソフィア大会で銀メダルを獲得しています。デフバレーボールのルールは健常者のバレーボールとほとんど変わりません。コミュニケーションは主に手話で行われます。ビーチバレーボールもあります。